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飲料水について

Top Works-body神戸元町店 パーソナルトレーナーの秋葉功多です。 この週末は寒波が訪れるということで、体調を崩さないように気をつけてください。   さて、本日は飲料水について記載させて頂きます。 皆さんは水分補給でスポーツドリンクを飲まれる事はありますか?  以前に情報誌に載っていた記事をご紹介させて頂きます。  

現代の小・中・高校生のケガや不調の元を辿っていくと、よかれと思って飲んでいたスポーツドリンクが原因だったというケースが多くあります。

この傾向は年々増えているといわれています。

『ペットボトル症候群』(機能性低血糖)とは、スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる症状(低血糖・低ナトリウム血症)のことです。

水代わりに1日に2リットルぐらい飲むと、120 – 200gもの糖分を摂ることになります。

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例えば、激しいスポーツをすると、糖・水分・塩分・カリウムが失われるので、これを一緒にした飲料水を作り、それを運動中に適宜補充すれば、運動の効率が持続し、高いパフォーマンスが持続するのでは?

という推定を元に1965年に発売されたのが、ゲータレード(日本では1970年に大正製薬が導入して販売を開始) これが大ヒットしたので、そこからもっと使ってもらおうと、オリンピックなどの大きな大会でスポンサーになって、お金をかけて宣伝告知していった歴史があります。 これ飲んでおけば、パフォーマンスがあがりますよって話はわかりやすいです。 100歩譲って、スポーツをしている人にスポーツドリンクの補給がいいとしても、そもそもプロスポーツ選手にいいからといって、アマチュア選手にもいいとは限りません。 練習量や運動量がまったくちがいますので。   スポーツドリンクを飲むと疲れやすくなるのは?

暑い・スポーツをする→のどが渇く→スポーツドリンクをがぶ飲み 大量の糖分をとると、血液中のブドウ糖が増えて血糖値があがる。 高血糖の状態は、さらに喉が渇く→スポーツドリンクをがぶ飲み すい臓からインスリンが多量分泌。(インスリンは血糖値を下げる) 逆に低血糖状態(機能性低血糖)になる。 → 身体がだるくなったり、疲れやすい。 脂肪を燃焼させて、血糖値を上げようとアドレナリンが分泌。 → イライラ、キレやすくなる。

ここ数年、スポーツをしているときに、熱中症の予防にと、喉が渇いてもいないのに、スポーツドリンクをガバガバ飲み過ぎて、低血糖状態になって倒れる学生が続出しています。

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  しかし、「糖」といっても、悪者ではなく、欠かせないエネルギーです。

糖質もいろいろ種類があって、ご飯と砂糖(の入った飲み物)では吸収の仕方がちがいます。

固形物のご飯の場合は、吸収に3〜4時間ぐらいかかります。 雪解け水のようなので、血液の中にゆっくりと糖が増えます。

砂糖(の入った飲み物)は、大雨洪水ですね。 すぐに吸収され、血中は洪水。 大量の糖を減らすために、インスリンが大量にでてしまいます。

内臓は大忙しで、疲れやすくなったり、だるくなったりするわけです。

やっぱり、糖の補給はご飯などの固形物を食べるのが一番ですね!

また、水分補給は喉が渇く前に摂るようにと言われていますが、 人間は体温の上昇を抑えるために汗をかくわけですが、この時にナトリウムやカリウムが喪失されるのは確かです。 汗の成分の99%は水です。 比率からいえば圧倒的に水分が失われています。 身体から水分がなくなり、血液が濃縮されて、ナトリウム濃度も高くなり、脱水傾向になると、喉が渇くという仕組みになっています。 確かに、高齢者や病的な状態だと、喉の渇きを感じにくい人もいます。 ただ、「喉が渇いたら、早めにこまめに水分を摂りましょう」 なら話はわかりますが、 「喉が渇かなくても、定期的に水分(スポーツドリンク)を摂りましょう」 は適切なアドバイスなのでしょうか? 水を飲むと、だいたい30秒ぐらいで血管に入るといわれています。 水が飲みにくいのであれば、お茶、麦茶でOKです。 皆さんも適切な水分補給を心掛けて頂けたらと思います。 03d0748bbf54f776b0bce7c3d04f1563_s

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