ダイエットとカロリー
Top Works-body千葉柏店
パーソナルトレーナーの秋葉功多です。
気温差が激しく過ごしにくい日々ですが、来週には暖かくなるようです。
さて、皆さんは日々、買って食べるもののカロリーを気にされているでしょうか?
一つ疑問がカロリーよりも食べているものの質を気をつけていれば、本当に痩せることが出来るのでしょうか?
今日はフードのダイエットの際のカロリー計算についてお伝えさせて頂きます。
ダイエットでカロリーが重要視されていた理由
人は「食物」を食べて、カロリーを摂取して、それをエネルギーにして活動しています。
車でいうところの「ガソリン」が、「食物」になります。
車の場合は、ガソリンが余れば、そのガソリンは次の運転時に使用することが出来ます。
ですが、人間の場合は、ガソリンの様に蓄えておくタンクが無いので、余った栄養素は『脂肪』になって身体に蓄えられます。
この考え方から、カロリーオーバーすると身体に脂肪がつくので、『カロリー計算をして、適切なカロリーを摂取しましょう』と長い間、言われてきました。
では、カロリーがあるものって何があるのでしょうか?
栄養素の中でカロリーがあるものは、「糖質」「脂質」「タンパク質」の3つです。
「ビタミン」や「ミネラル」は代謝など身体の重要な働きには必要ですが、それ単体ではカロリーがありません。
なので、ビタミンCを大量に摂ってもカロリーを大量摂取することはないのです。
そして、それぞれの栄養素のカロリーは、
「糖質」と「タンパク質」が1gあたり4kcal
「脂質」が1gあたり9kcalです。
脂質のほうがカロリーが多いので、「脂の取り過ぎは太る!」と言われていたのです。
なんとなく今までダイエットでカロリー計算が使われていた理由がお分かり頂けたでしょうか?
そして、近年、カロリー計算なんかしなくて、身体を変えることができるということで、有名になったのが、
『低炭水化物ダイエット』ですね。
こちらはカロリー計算をしなくても、炭水化物を減らすだけでダイエットが出来るというものです。
この『低炭水化物ダイエット』にダイエットに代表される特定の栄養素を制限することで身体を引き締めるダイエットということで注目されました。
ではカロリー計算は必要ないのか?
というのも、そもそも食べ過ぎている人は、食べているものよりも量を気をつけないといけません。
つまり量が食べ過ぎの人には、カロリー計算が役立ちます!
食べているものを気をつけていても、量を食べ過ぎれば体重や体脂肪は増えるからです。
食べる量を気をつけるなら、測定可能なものさしが必要になるので、カロリーは計算しやすいです。
例えば、1日に2500kcalを摂取すると考えると1日はこのぐらいの食べ物になる。と頭で理解していれば、いざ食事の時に、食品を見て、『自分はそれよりも多く食べているから食べ過ぎだな 』と自覚することが出来ます。
カロリー計算が必要ない人とは、食べる量がある程度コントロールできている人ですね。
そういう人は、カロリー計算するよりも普段食べている食事の「糖質」「脂質」「タンパク質」の割合を気にすることで、効果的なダイエットが可能になります。
色々なダイエット法がありますが、目的やコンディションによって、自身に合わせた方法をチョイスしていきましょう!
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