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呼吸の重要性

こんにちは!

Top Works-Body神戸元町店トレーナーの岡田和磨です!

 

最近は新型肺炎に脅かされる日々ですね(⌒-⌒; )

勤務地が南京町のすぐ近くという事もあるので私も流石にここ数日は苦手なマスクをするようにしています?

皆様も予防はしましょうね!

 

さて新年一発目の私の投稿は呼吸について少しお話しようかと思います。

呼吸なんて日常生活でそんなに深く考える事は無いかと思います。

ですが単刀直入に言わせていただくと、めちゃくちゃ重要なんです!!

 

まず呼吸とは運動です。

人間は胎児で母親のお腹にいる時、仙骨から骨盤までの骨髄によって呼吸を行っています。この事を第一次呼吸といいます。そして身体から産まれて肺から呼吸をすることを肺呼吸(第二次呼吸)といいます。

数多くの運動があるなかで人間が一番最初にする運動であり、そして唯一神経系にアプローチできる運動でもあるのです。

 

呼吸で使われる筋肉やメカニズム

 

呼吸は二種類に分けられます。

胸式呼吸と腹式呼吸です。

聞いた事のある方も、聞けばなんとなく胸式は胸に、複式はお腹に空気を入れる呼吸なんだろうな。くらいは認識している方もおられると思います。しかしあくまで空気を取り込むのは胸郭に守られている肺です。

なので少し間違った理解の仕方をしてしまっています。

まず腹式呼吸ですが、息を吸って肺に空気を入れる際、通常であれば、空気を入れるスペースを空ける為に、肺が膨らんでも良いように、胸郭の下にあるドーム状の筋肉(横隔膜)が下に下りる仕組みになっています。

ぐーっと下がってきた際に周囲の肝臓であったり胃だったりの内蔵が横隔膜に押し出される事によってお腹の前や横や後ろが膨らんでるというのが腹式呼吸の正体なのです。なので正確にはお腹に空気が入っている訳ではありません。

胸式呼吸に関しては後半にでてきます。

 

呼吸のエラーが肩凝りや腰痛の原因に!?

 

エラーの原因ですが、

横隔膜が硬いとかよりは、肋骨が外旋している、肋骨下角が91度以上開いてしまっている状態(リブフレア)の事です。

例えば身体のコンテスト等でAさんBさんが並んでいて同じ身長、同じ体重、同じ絞り具合なのにAさんは肋骨が全部浮き出て見えてしまい不健康そうに見え、Bさんは肋骨がしっかりしまわれててスッとお腹がしまって見える。といった違いが見てとれることが結構あります。

リブフレアになることで何が起こるのかといいますと、

肋骨が開いてくると勿論肋骨に付着している横隔膜も一緒にパカッと上に開いてしまうので、肋骨が下がらない限りはいくら息を吸っても横隔膜が下に下がってくれないのです。

下がってくれない事によって、じゃあどうやって胸郭を広げようとなった時に、

下がどいてくれないなら上を膨らませようという考えになり、胸式呼吸(肩呼吸)になるのです。

横隔膜も筋肉ですので使っていれば疲れてきます。例えばフルマラソンの後半によく肩で呼吸してます。と言われてる事がありますが、それは後半になるにつれて横隔膜が疲れて呼吸がスムーズに行えてないからでもあります。

 

呼吸は1日で約2万回していると言われています。

これが安静時にもずっと肩呼吸をしているともなると毎日2万回肩を上げ下げしている事になるので、

そりゃ肩凝りにもなりますよ。という事なのです。

それと同時に横隔膜が内蔵を圧迫して背骨等を圧迫し安定させる。という行為ができないので横隔膜を下げれずに肩呼吸ばっかりしてる人というのはとても腰のぐらつきが酷いです。安定してないという事です。

腰痛を抱えていて病院に行っても原因が分からないとたらい回しにされている方も多い気がします。

ですが呼吸を正す事によって腰痛が無くなりました。と仰って下さったお客様はざらにいます。

 

腹式呼吸も最初は難しかもしれませんが何度か練習していくと必ずできるようになります。

胸式呼吸が全く駄目とは言いません。理想は全部バランス良く膨らませる事ができ、横隔膜をちゃんとコントロールできる事です。

 

神経系へのアプローチによるメリット

 

はじめに神経系にアプローチできると書きましたが、

横隔膜には迷走神経(第十脳神経)の支配を受けており、副交感神経に関与しています。

なので迷走神経が活性化されると副交感神経が活発になり、

睡眠の質のUP内蔵の動きが良くなる鬱・摂食障害にも効果見込めます

 

このように、肩凝り腰痛の改善だけでなく精神的にも良いとされているほど

呼吸は重要なのです!!

 

寝る前に10回やってみるとかでもいいので皆様も呼吸の練習をしてみて下さい!

 

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