ぜんどう運動
Top Works-Body宝塚店
パーソナルトレーナーの西島侑希です。
今日はクリスマスイブです。
電車で神戸へ向かう車中はカップルや家族連れでいっぱいになっていました。プレゼントを渡したり、食事に行ったり、サプライズをしたりするのでしょう。
そんな中、今年のクリスマスプレゼントは自分のために何か購入しようと思います。
今日は、「ぜんどう運動」について記載させていただきます。
ぜんどう運動とは、腸が伸縮を繰り返し、便を肛門へと運ぶ動きのことです。
一般的な便秘の原因は、このぜんどう運動が弱くなっていることにあるといっても過言ではありません。また、ぜんどう運動が鈍くなると便秘になるのは、なにも肛門に便を運ぶ速度が遅くなるからだけではありません。
大腸では、このぜんどう運動によって、便に含まれている水分やミネラル分を吸収し、全身に送る役割を果たしています。そのため、ぜんどう運動に異常が生じると、便の水分を必要以上に吸収してしまい、便がガチガチになって排便を困難にする可能性があります。さらに、このとき本来必要ではない有毒成分まで吸収し、体全体に毒素を運んでしまうことにもなります。そして、逆に必要以上にぜんどう運動が活発になり、下痢症状を招く場合もあるのです。
ぜんどう運動をはじめとする腸の働きなどは、自律神経で管理されています。そのため、自律神経の働きを左右する生活習慣の乱れは、腸の働きを大きく鈍らせることになります。また食生活も腸に大きく関係しています。腸には善玉菌と悪玉菌が存在し、これらの菌が腸内の環境を決めていますが、食生活の乱れは悪玉菌の繁殖の原因になり、環境が悪化することで腸の働きは確実に鈍ってしまいます。
もし下記の項目に心当たりがある方はいらっしゃいませんか?
1日3食食べていない
野菜は食べず、肉が中心の食事メニュー
ダイエットをしており、食事量を減らしている
頻繁に外食している
日ごろこれといった運動をしていない
生活リズムが一定ではない
睡眠時間が5時間以下
ストレスを感じるときが多々ある
上記の項目に多く当てはまるようでしたら、ぜんどう運動が低下している可能性があり、便秘になる原因を作っていることになります。
こうした生活習慣の乱れなどで大腸の動きが鈍くなる弛緩性便秘は、現代の日本人の習慣病とも言われており、便秘がひどくなると日常生活に支障をきたすこともありますので、しっかり原因を把握し、改善するようにしましょう。
もし、運動不足や筋肉があまりない人は、
日常生活の中にちょっとした運動を取り入れただけで、便秘を解消できるかもしれません。便秘解消のための運動は、難しい運動ではなくウォーキング程度で十分です。ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、特に便秘解消に効果的です。
腸の動きを効果的に活発にするには、朝起きたら、水をコップ一杯飲み、まずはウォーキングやジョギングをして、それから朝食をとれば最高に良いです。
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