よく噛む習慣を身につけよう
こんにちは!
パーソナルジムTop Works-Body芦屋店の吉田です。
今日は『噛む』ことについて記載します。
戦前の食事時間の平均は22分で、食べ終わるまでに1420回噛んでいたそうです。ところが現代では、食事時間の平均は11分で、噛む回数は620回。
日本人は、戦前の半分の回数しか噛まなくなってきています。戦前の食事は、純和風。麦などの雑穀やいも類、根菜類、高野豆腐などの乾物がよく食べられていました。これらの食事はよく噛まないと消化できないので、昔の人は顎をよく動かしていました。
早食い、大食いの子どもは肥満になりやすいものです。よく噛まずに食べてしまうと、脳の満腹中枢が「おなかがいっぱいになった!」「もう食べるのをやめよう!」と指令を出す前に、必要以上に食べてしまうことになりがちです。 ゆっくりよく噛んで食事をとれば、噛むことで満足感がわき、体にとって必要な量だけで満腹感がえられます。
太めの子には、毎回の食事によく噛む食品を加えて、噛むことで満足感がえられるように工夫していきましょう。 子どもが、よく「噛む」習慣を身につけるためには、「噛む」必要のある食品を料理や間食に取り入れていく必要があります。
皆さんは噛む必要のある食品というとどのようなものが思い浮かびますか? 魚介類…するめ、煮干、小魚、海藻類(こんぶ、わかめ、ひじき)、貝類 根菜類…ごぼう、れんこん、たけのこ、にんじん、大根 葉物野菜…ほうれんそう、小松菜、春菊 果物…りんご、なし いも・豆類…さつまいも、大豆、いんげん豆、枝豆 乾物…切り干し大根、かんぴょう、高野豆腐 ナッツ類…ピーナッツ、アーモンド、くるみ などがあります。
噛む食品を、料理に加えて、噛む食品の中には、おやつとしてもおすすめしたい食品が多くあります。
するめや煮干を、子どもにかじらせてみてはどうですか?するめをちょっとあぶったり、煮干をから炒りすると、香ばしくなって食べやすくなります。
健康的なおやつを工夫しながら、噛む機会をどんどん増やしてみてください。
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