コーディネーショントレーニング
Top Works-Body宝塚店パーソナルトレーナーの西島侑希です。
朝晩の冷え込みがしんどくなってきましたね。自転車で帰宅をしていますがもうそろそろ手袋が必要だと感じました。
今日はWorkout Wednesday(ワークアウト)について記載させて頂きます。
今の子どもは不器用になっている。ということをお聞きしたことはありませんか?
「転ぶときに手をつけない」「まっすぐに走ることができない」など、子どものからだにさまざまな異変が生じていることが叫ばれて久しくなります。
この原因の一つに、子どもの遊びが昔と比べ大きく変化していることがあげられています。昔なら鬼ごっこ、相撲、ゴム跳びといった多様で豊富な遊びを通じて身につけていた動きが、現在では「遊ぶ空間、時間がない」ともいわれるように、ゲーム機やスマホなどが広まり、遊びを通じて身につける機会が少なくなっているからだと指摘されています。
スポーツ選手においても、神経の働きが最も伸びる幼児期から成長期にかけて特定のスポーツだけでなく、いろいろな動きを身につけておくことは、将来スポーツの技能や体力を高めるために大変重要なことです。
この時期にいろいろな動きを経験しておかないと、からだが成長しても運動能力が思うように伸びない、いわゆる「運動神経が鈍い」状態に陥ると考えられます。
スポーツ選手であれば、運動神経が良いにこしたことはありません。ここでいう運動神経とは、目や耳など感覚器から入ってきた情報を脳が上手に処理して、からだの各部に的確な指令をだす神経回路のことです。近年、この運動神経を「コーディネーション能力」と呼ぶことが多くなってきています。
「コーディネーション」とは、 旧東ドイツのスポーツ運動学者が考え出した理論で、コーディネーション能力を7つの能力に分けられます。その7つの能力とは、「リズム能力」「バランス能力」「変換能力」「反応能力」「連結能力」「定位能力」「識別能力」で、スポーツを行っている時は、これらの能力が複雑に組み合わさっています。
このコーディネーション能力(運動神経)を養うのが、「コーディネーショントレーニング」で、このコーディネーショントレーニングを行う時に、いくつか注意してほしいことがあります。
まず、小さい子どもを対象にトレーニングを行う場合、正しい姿勢で行うことができる種目を選ぶ必要があります。最初から難しい種目に取り組むのではなく、動きのレベルに合わせたものから徐々にレベルアップしてください。
また、効果的に行うために、短時間でいろいろなバリエーションの種目を行うということも大切となります。同じ種目を5〜10分間続けて行うのではなく、1分程度で次から次へと新しいトレーニングに取り組むことで、身体にさまざまな刺激が加わりトレーニング効果があがるともいわれています。
小さい頃から様々なことをさせ、ゲームばっかりにならず、外で思い切って遊ぶことは身体にも健康にも良いです!とくにこれからの季節は寒くなり、自宅に引きこもりやすくなります。
ちょっとした買い物でも良いので、ブラブラと外に出てなるべく身体を動かすようにしていきましょう!!
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