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パフォーマンスを上げたい方必見!〜特異性の原理〜

こんにちは!

Top Works-Body神戸元町店トレーナーの岡田和磨です!

 

トレーニングには3つの原理があります。

・過負荷の原理

・可逆性の原理

・特異性の原理

 

今回はこの3つのうちの特異性の原理について少し説明しようかと思います。

 

特異性の原理とは

トレーニングはやり方によって効果が変わり、これを「特異性の原理」といいます。

楽に歩けるようになりたい!走れるようになりたい!
パフォーマンスをあげたいのに筋肥大のトレーニングをしていては、求める成果は現れません。

目的に合った正しいやり方を行う必要があります。

聞けば当たり前のようにも聞こえますが、これが意外とできていない方知らない方が多いです。

 

基本動作である「歩く」「走る」「跳ぶ」で簡単に説明していきます。

走る際に必要な筋肉で感違いされがちなのが、

地面を蹴って走っているかハムケツ(殿部とハムストリングス)を鍛えよう!

腿を上げる際に膝が曲がってるからハムストリングスを鍛えよう!

といった間違いです。

 

蹴った時に股関節が伸展してるからハムケツを使ってる。これも間違いで、

ハムケツが働いてるタイミングは着地時です。

 

それが分かると、例えばヒップスラストという種目、確かにお尻には効きますが、動作的には股関節を屈曲位から伸展させた際に力が発揮されますよね?

ですが走る際に働くのは着地時ですので、実際は股関節屈曲位で着地して、股関節の角度を変えずに前に体重移動できるように、着地時に股関節が潰れてしまわないように、アイソメトリック的に働いて踏ん張っているだけなのです。(なのでハムケツを全く使ってないわけではないです。)

よって歩く、走る動作においてヒップスラストはあまり効率的とは言えない事が分かります。

特に強化すべき事は腿をあげる動作で、腿をあげる際は腸腰筋や大腿直筋(大腿四頭筋)等の前面の筋肉を使ってます。

アスリート達がヒップスラスト等よりスクワットを良くする理由はこれにあります。

スクワットは歩行動作やジャンプの強化に良いとされていますが、このスクワットもやり方次第で目的通りにはいきません。

「跳ぶ」ジャンプ1つにしてもそうです。

スクワットの際「膝を前に出してはいけません。」なんて聞いたことはありませんか?これは間違いで、膝は前に出ます。

一度思い切りジャンプをする姿勢をとってみてください。アライメントがおかしくなければ膝が出るはずです。

次に、「負荷が抜けるからあげきらずミッドレンジ、ボトムポジションで」これに関しても、筋肥大の為なら間違っていないのですがパフォーマンスをあげる事に関しては間違いです。

思い切りジャンプした瞬間、股関節も膝関節も伸展していますよね?

ジャンプした瞬間に股関節や膝が曲がってたら全然跳べてないと思います。

なので毎回股関節をしっかり伸展させないと、ジャンプの強化には中々なりません。

走る際も、脚が後ろにいった時に股関節も膝関節も伸展していますよね?ではミッドレンジのようにずっと屈曲位の状態でやり続けると強化になっていない事が分かります。

 

 

このように些細なフォームの違いでも、効果に凄い影響しますので皆さんもトレーニングする際は必ず目的に合ったトレーニング方法で行いましょう!!

 

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