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体疲れていませんか?

おはようございます!

Top Works-Body宝塚店、パーソナルトレーナーの西島侑希です。

いきなりですが、『アクティブレスト』という言葉を知っていますか?

疲労がとれない方、毎日体が重い、だるいという方は必見です!!

まず、『アクティブレスト』とは、「アクティブ(積極的)」に「レスト(休む)」ということです。

「積極的休養」などと呼ばれていて、疲労を回復するために「あえて運動する」という方法です。

ただでさえ疲れているのに、更に運動したらもっと疲れちゃう。

ですが、ある方法にのっとって運動をすることで、疲労を溜めるどころか回復することができますよ!

その方法のことを、アクティブレストと呼んでいます。

疲れているときにただ休養するのではなく、あえて体を動かして血流の促進を図り疲労を回復する方法です。

スポーツ界では常識と考えられている方法でもあるそうです。

血流が悪化すると疲労がたまりやすくなります。血流には大きく分けて二つの働きがあります。

それは、酸素や栄養素などを体内に循環させる働きです。

これによって体内にエネルギーが発生し、私たちは生きることができています。。

そして二つ目の役割は、細胞内にある不要な毒素を排出する働きです。

運動によって溜まる疲労物質も、この毒素の一つにあたります。

血流が悪い人は、体内に溜まった毒素、疲労物質をうまく排出することができず、その影響で疲労が溜まりやすくなってしまいます。

そこで運動をすることにより体に溜まった疲労物質を効率的に排出できるようになります。

積極的に運動をして疲労の回復を図るといっても、ただなにも考えずに運動をすれば良いというわけではありません。過度な運動はさらなる疲労を招いてしまい、本末転倒な結果となってしまいます。

まず、アクティブレストの基本は「有酸素運動」です。

有酸素運動とは、ジョギングやウォーキング、またはサイクリングなどといったある程度の時間同じ運動を続けることのできる運動のことを言います。スクワットや腕立て伏せなどの運動は有酸素運動ではなく無酸素運動と呼ばれています。

有酸素運動と無酸素運動の大きな違いは、使うエネルギーの種類です。

有酸素運動はエネルギーとして、体内に蓄えられている体脂肪を使います。それに対して無酸素運動は筋肉に蓄えられた「グリコーゲン」という物質をエネルギーとして使います。

有酸素運動を行うことで酸素が効率的に体内に取り入れられ、その酸素によって血流が促進されます。そして血流が体内にまんべんなく巡回することによって老廃物が排出されて疲労が回復していきます。

 

まずは無理なく長時間続けられるウォーキングから始めてみましょう。普段運動をしていない方でもすぐに始められるアクティブレストの1つです。また、普段からランニングをよくするという方は、いつもより少し速度を落としたジョギングも効果的です。

アクティブレストを続ける時間は個人差もありますが、約20分~40分程度。普段運動をあまりしないという方は、まず20分間のウォーキングから始めてみましょう。周りの景色を楽しみながら、速度もゆっくりとで大丈夫です。

もちろん、最初は簡単な運動を行うだけでも疲労回復効果があるのですが、あわせて取り入れたいのがストレッチです。ウォーキングなどの有酸素運動を終えた体には酸素が多く取り入れられています。ストレッチを行うことで、凝り固まっていた筋肉の柔軟性が高まります。

ストレッチにより血管が広がり、有酸素運動によって酸素を多く含んだ血液が普段上手に酸素が供給されない筋肉にも供給されるようになりますよ!

アクティブレストの良いところは、実はもう1つあります。

体内に「セロトニン」という物質が生成されます。セロトニンは脳の活動に必要な物質で、このセロトニンが減少することでやる気がなくなったり、ひどいときは鬱病になってしまいます。また、セロトニンはストレス解消にも効果を発揮する物質です。

つまり、アクティブレストを行うことで、

⚫︎体の疲労を回復する

⚫︎やる気が出る

⚫︎ストレスを解消する

という3つの効果が得られます。

初めは無理せず「運動をしよう」というよりは「景色を見ながら歩いてみよう」と考えてみるくらいでOKです。

春から運動を始めようと思っている方、体作りをしようと思っている方がいましたら今日からアクティブレストを取り入れて、疲れにくい体を手に入れましょう。

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