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巻き肩について

こんにちは!

Top Works-Bodyパーソナルトレーナーの大川です。

 

皆さん普段から姿勢の意識はされていますか?

現代人の良くない姿勢のひとつに巻き肩が挙げられます。

本日は姿勢の中でも巻き肩について取り上げていこうと思います。

 

まず巻き肩とは、肩が前方に丸まり、肩甲骨が外側に引っ張られた状態を指します。

肩甲帯や肩関節の不均衡な筋肉バランスによって引き起こされる姿勢の崩れです。

特に現代の生活習慣においてデスクワークやスマートフォンの使用など、長時間前傾姿勢を取ることが多くなっています。

そのため巻き肩は一般的な不良姿勢としてよく見られます。

 

さらに、巻き肩が持続すると以下の問題が発生することがあります。

⚪︎肩こりや首の痛み

巻き肩により、首や肩の筋肉(特に僧帽筋上部)が緊張し、慢性的な痛みを引き起こします。

僧帽筋上部が過剰に使われるため、筋肉が硬くなり、疲労が蓄積します。

 

⚪︎呼吸機能の低下

肩が前方に出ると、胸部が圧迫され横隔膜の動きが制限されます。

これにより呼吸が浅くなり、疲労感や酸素供給の低下が生じやすくなります。

 

⚪︎肩関節の障害

肩関節周囲の腱や筋肉が圧迫されやすくなり、肩インピンジメント症候群や腱板損傷などの肩関節障害を引き起こすリスクが高まります。

 

 

そして巻き肩を解消するためには、以下のアプローチで筋肉のバランスを整えることが重要です。

⚪︎胸の筋肉をストレッチ

巻き肩の主な原因である胸の筋肉をストレッチすることで、肩を前に引っ張る力を緩和します。

主に原因となる筋肉は、大胸筋や小胸筋、肩甲下筋などの筋肉です。

 

⚪︎背中の筋力トレーニング

肩甲骨を正しい位置に引き戻すために、背中の筋肉を強化することが不可欠です。

主に鍛えるべき筋肉は、僧帽筋(中部・下部)、広背筋、菱形筋、棘下筋などです。

トレーニング種目でいうと、ラットプルダウン、ロウイングなど背面を鍛える種目になります。

 

 ⚪︎肩甲骨の可動域改善

肩甲骨周りの可動域が制限されていると、正しい位置に持っていけません。

日頃から肩を回したり肩甲骨を動かすなど習慣をつけておくと可動域が広がっていきます。

 

巻き肩は日常的な姿勢の悪化や筋肉のアンバランスから生じることが多いですが、正しいエクササイズや姿勢の意識を持つことで改善可能です。

胸の筋肉をストレッチし、背中の筋肉を強化することで、肩甲骨を正しい位置に戻し、肩こりや肩周りの違和感を改善していきましょう。

日常生活の中での姿勢改善も忘れず、定期的なストレッチと運動を取り入れていくことが大切です。

 

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