改めて理解する脂質
こんにちは
Top Works-Body福岡天神店
パーソナルトレーナーの牧野功暉です。
今日から12月のスタートですね!
運動も仕事も食事も遊びもしっかりやることやって、1年を締めくくりたいものですね。
さて皆さん、ボディメイクをする際の食事で、よく耳にする栄養素(ワード)はなんでしょうか?
ざっくりですが、『たんぱく質を摂りましょう』『糖質は控えましょう』『食物繊維も摂りましょう』おそらくこの3つがよく耳にするし意識するのではないでしょうか。
もちろんこの3つの栄養素は大切ですが、そんな時に忘れがちな栄養素があります。
それが脂質ではないかと思います。
脂質というと、体に悪いし太るし、ダメな栄養という認識が強いかと思います。
ですが脂質にも種類があり、良い脂質と悪い脂質があるのです。
そもそも脂質とは?と言いますと、3大栄養素のうちの1つであり、体にとって重要なエネルギー源です。余ったぶんは体脂肪となり、貯蔵エネルギーとして体内に蓄えられ、必要に応じて使われます。
主に体温の調節や内臓を守るクッションの役割をします。また、細胞膜や核膜の構成成分になったり、脳の神経組織を作る材料になったりと、生命を維持するうえで欠かせない役割を担っております。
そして脂質のタイプは3つにわけられます。
・単純脂質、、、主にエネルギー源として使われる。よく聞く中性脂肪もこのタイプ。肉やバター等の動物性食品に多い。
・複合脂質、、、主に細胞膜の材料として使われる。
・誘導脂質、、、脂質が分解されてできる。コレステロールもこのタイプ。全身の細胞膜やホルモンを作るもとになるが、摂りすぎると動脈硬化を引き起こす原因になるので注意。
また、さらに細かくわけると、脂肪酸と言って、脂質を構成する主成分があります。
この脂肪酸の分類で、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸にわけられます。
・飽和脂肪酸、、、血液中の中性脂肪やコレステロールを増やして、血液をドロドロにし、血流を悪くする。肉類やバター等動物性脂肪の多いものに豊富。
・不飽和脂肪酸、、、血液中の余分な中性脂肪やコレステロールを減らしたり、血栓を防ぐなどの作用がある。魚介類、大豆、亜麻仁油など、植物性脂肪の多いものに豊富。
まだまだ細かくわけられますが、逆にわかりにくくなるかと思いますのでこれぐらいにしておきます。
不飽和脂肪酸の働きは体に良いですね!
もちろん食べ過ぎはよくないですが、脂質の種類を理解してうまく活用していくと健康にもボディメイクにも役立ちますね!
ボディメイクでは栄養素が偏りがちですが、それぞれのメリットデメリットを理解してバランスよく摂取していきましょう。
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