目ついて
Top Works-Body西宮北口店パーソナルトレーナーの岡本圭介です。
本日は「目」について書いていきます。
目の周りにはいくつかの筋肉があり、これらの筋肉を効果的にトレーニングすることで、正常な目の働きを手助けすることができます。
眼輪筋
体の皮膚のなかでもっとも薄いのが、目元です。そのため、パソコンやスマホの使用による目の酷使や、濃いアイメイクなどのダメージをダイレクトに受けやすく、それらがたるみの原因にもなっています。加えて目元の筋肉が衰えることにより、たるみはさらに悪化します。
目元がたるんでいると、目が小さく見えたり、年齢よりも顔の印象が老けて見えたり、クマができやすくなったりといった弊害が起こります。さらには、まばたきがうまくできなくなり、ドライアイの原因になることもあります。
「眼輪筋」とは、目の周りを取り囲んでいる筋肉のこと。眼輪筋はまぶたを閉じたり開いたりするときに使われるため、ここを鍛えることで、まぶたや目元のたるみを解消することができます。
対策方法としては
1.眼を少し強めにつぶります。
2.眼をつぶったまま、眼球をできるだけ大きく左右、上下、右回り、左回りに動かします。
3.10回程度、少し涙が出るくらい強くまばたきします。
毛様体筋
私たちは物を見るとき、水晶体の厚さを調節することで焦点を合わせています。そして、水晶体を調節する役割を担っているのが、「毛様体筋」です。
パソコンやスマホを見ているときなど目線が一点に集中しているとき、実は、毛様体筋はほとんど動いていません。そのため現代人は、毛様体筋が凝り固まっている人が多いのです。毛様体筋の柔軟性が失われると、物に焦点を合わせることが難しくなったり、焦点を合わせるまでに時間がかかったりします。
また、この状態は、視力低下の初期段階ともいえます。近視とは、毛様体筋の衰えにより、水晶体が薄いままもとに戻らなくなっている状態のこと。この状態では、遠くを見るときに焦点が合わず、物や景色がぼやけて見えるようになります。
対策方法としては
1.目の前に立てた指の先端に焦点を合わせます。
2.そのまま指を前後に動かします。
このようにすることで、意図的に毛様体筋を動かすことができるようになります。
外眼筋
眼球を上下左右に動かす役割を担っているのが、外眼筋です。外眼筋には6つの筋肉があり、どれか1つが単独で収縮するのではなく、6つ全部が協調的に収縮し、眼球の向きを変えています。
目の筋肉のなかでも比較的日常生活で使われている部分ではありますが、パソコンやスマホの普及により長時間画面を見続けることで、筋力が低下している人が増えています。
外眼筋が衰えると、眼球の可動域が狭まるためピントが合わせづらくなり、ひどくなると近視や遠視、乱視につながることがあります。
対策方法としては
1.目の前に立てた指の先端に焦点を合わせます。
2.そのまま指を左右に動かし、徐々に早くしていきます。
3.左右から今度は指先を上下に動かし、これも徐々に早くしていきます。
外眼筋は6つの筋肉が協力し合って働くため、すべての筋肉をバランスよく鍛えることが重要なポイントです。眼球が上下左右にまんべんなく動いていることを意識して行いましょう。
この様な対策を時間が空いた時にできると、まぶたのたるみや視力低下といった目の悩みを解消することができます。また是非目的にあった対策にトライしてみてください!
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