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腰が痛いときありますよね?

Top Works-Body宝塚店、パーソナルトレーナーの西島侑希です。

もうすぐ6月ですね。

これから梅雨に入りジメジメした時期が続くと思うと・・・

さて突然ですが、腰が痛いときってありますよね?そんな時に整骨院へ行ったりされる方も多いかと思います。 

腰痛は様々な原因で起こります。今回は腰痛の原因の一つとして考えられている「大腰筋」という筋肉について!

大腰筋がどんな筋肉なのか、腰痛とどのように関係するのかを知ることで腰痛を改善していきましょう。

大腰筋とは脚の付け根である股関節の前側についている筋肉のことです。

 

大腰筋は背骨と脚をつなぎ、インナーマッスルと呼ばれるカラダの深層の筋肉です。

この筋肉は、太ももを上げたり、骨盤を起こし、良い姿勢を保とうとするときに働きます。また、きれいに歩いたり走ったりするときにも大切な筋肉であり、健康を意識する方々に注目を集める筋肉でもあります。

腰が痛くなるとついつい腰を叩きがちになりますが、実は腰ではなく、腰の前側に原因があることもあります。

大腰筋は股関節の前側にあるため、膝を抱えれば縮こまり、足を後ろに反らせば引き伸ばされます。この筋肉が硬くなることで、腰痛が起きやすくなると考えられています。腰痛の原因であると考えられている理由は、大腰筋が縮んだ状態で硬くなってしまうと、骨盤が前に倒れた状態となり、腰を反った状態になりやすくなるからです。

これにより起こることは・・・

①腰の筋肉が緊張した状態が続き、早く疲れてしまう。
②腰の関節に負担をかけ続けることになる。
③腹筋が効きにくくなる。
④股関節が硬くなる。

これらにより腰に負担は増加し、腰痛になるリスクは高くなります。

■ 長時間座ることが多い
■ 椅子から立ち上がるときに腰を伸ばしにくい
■ 仰向けに寝ると腰とベッドの間にすき間が大きくできる
■ 横向きで、膝を抱えると楽に寝られる
■ 起床時に腰が重だるいことがある
■ 長時間立っていると腰が重だるくなってくる
■ 立ったときにお尻が後ろに出すぎている、またはお腹が前に出すぎている
■ スクワットをしたときに、足の付け根があまり動かない

これらに当てはまる方は注意が必要です。
腰痛がなくても、今後なにかのきっかけで腰痛になる可能性が高くなります。

大腰筋の硬さをチェックする方法

大腰筋が硬くなっているかを自分でチェックする簡単な方法を紹介します。この方法は、医師や理学療法士などが実際に病院で行っているテストであり、トーマステストと呼ばれます。

まず、仰向けで寝ます。大腰筋が硬くなっているか確認したい方の足とは、反対側の膝を抱え込みます。

反対側の膝を抱えて、胸まで持っていこうとした際に、確認したい方の太ももが床から持ち上がってくれば、大腰筋が硬くなっている可能性があるということになります。

どちらの足をより重点的にストレッチしたほうがよいのかを判断するため、左右で比較して、どちらの方が硬いのかも確認しておくとよいでしょう。

床から大きく持ち上がる人は、大腰筋が原因となって、腰痛になるリスクが高いかもしれません。注意が必要です。

最後に大腰筋を伸ばすストレッチを紹介します。

膝を地面につき、片膝立ちの姿勢になります。もう片方の膝に両手を添え、そのままゆっくりと体重を前にかけていきます。

 

体重を前にかけていくときの注意点は、腰を反り過ぎないようにすることです。
腰痛を予防したり和らげるためにするストレッチであるのに、腰を反ってしまうとかえって腰に負担をかけてしまいます。

前にかけていくにつれて、右足の付け根から太ももの前にかけて突っ張れば正解となります。

その状態を30秒~1分間保持しましょう。

大腰筋と言われても、どんな筋肉なのか、どうして腰痛と関係するのかを知っている方は少ないです。

大腰筋を知ることで、より腰痛を理解してコントロールすることが可能になると思われます。まずは自分の大腰筋が硬いのかどうか、ぜひチェックしてみてください。

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