豆知識
こんにちは。
Top Works-Body宝塚店パーソナルトレーナーの西島です。
皆さんが普段目にする食品のパッケージには「栄養成分表示」というものが記載されています。
その食品にどのくらいの栄養素が含まれているのかを表しているものです。
・エネルギー(kcal)
・たんぱく質(g)
・脂質(g)
・炭水化物(g)
・食塩相当量(g)
加工品にはカロリーや脂質、塩分が多く含まれていて、 ぜひとも栄養成分表示を見る習慣を付けていただきたいと思います。一点注意したいのが、この栄養成分表示は100gあたりや100mlあたりで表記されている事が多く、実際の内容量とは異なることです。
500mlのペットボトル炭酸飲料を例としてあげます。
栄養成分表示(100mlあたり)・エネルギー45kcal
・たんぱく質0g
・脂質0g
・炭水化物11.3kg
・食塩相当量0g一見、カロリーが少なく感じますがこれはあくまでも100mlあたりです。
500mlあたりですと5倍することになるので、カロリーは200kcalを超えることになります。
摂取エネルギーを制限するだけでは、健康的にやせることはできません。逆にエネルギー消費がもっとも多い筋肉量が減り、身体が生命の危機を感じて脂質をため込もうとするため、なかなか体重が落ちなくなります。
そのため、ダイエットの際には次の4つのポイントを押さえましょう。
糖質量を制限する
摂取する糖質が多すぎると、エネルギーとして消費できなかった分は中性脂肪として身体にたまります。ダイエットをするなら、1日にとる糖質量を低めに設定しましょう。目安は1食20〜40g、1日70〜130gです。甘いおやつや飲み物をやめるだけでも大幅にカットできます。また、白米を玄米に、食パンをライ麦パンに変えることで食物繊維の摂取量が増え、糖質を減らすことができます。
たんぱく質を積極的にとる
たんぱく質は筋肉量を維持、増加させるのに必要な栄養素です。運動と組み合わせることで筋肉量が増え、基礎代謝のアップが期待できます。たんぱく質は、髪や肌などをすこやかに保つためにも必要です。たんぱく質が豊富なのは、肉類や魚、卵、牛乳、豆腐などです。
ビタミンやミネラルを枯渇させない
エネルギーを効率よく燃やす潤滑油となるのがビタミンやミネラルです。コンビニで購入できるものでは、海藻入りサラダや具だくさんスープ(味噌汁)などがあります。海藻は食物繊維が豊富で、便秘がちな人にもおすすめです。
体温を上げて代謝をアップする
体温は、1℃の上昇で基礎代謝量が13%増加するといわれています。運動で身体を動かすことはもちろん、筋肉量を増やす、冷たい飲み物を避ける、しょうが、たまねぎ、にんにくなどを毎日の食事に取り入れて血行をよくすることは、ダイエットにも効果的です。
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