速筋と遅筋について
こんにちは。
Top Works-Body西宮北口店パーソナルトレーナーの稲森克尚です。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
みなさんはお正月はどのようにお過ごしでしょうか?
僕は鳥取のおばあちゃんの家に行ってゆっくりしてきました。
今日は遅筋と速筋について書いていこうと思います。
はじめに、速筋について説明します。
速筋は主に瞬発的な動きをする際に使う筋肉です。
ただし、その分長い時間は動かせません。短い時間に爆発的なエネルギーが必要な運動に向いています。
具体的には、短距離走やウェイトリフティングで活用される筋肉です。
これらの競技では、短い時間に大きなエネルギーが必要になりますので、それに速筋が使われます。速筋は比較的白みを帯びた色をしているため、白筋と呼ばれることもあります。
次に遅筋について説明します。
速筋とは対称的に、長期的な運動をする際に使われる筋肉です。
素早く動かすことは苦手ですが、スタミナのある筋肉です。
遅筋は、ウォーキングやランニングのように、長時間にわたって走り続けなければならない競技で活用されます。
遅筋には持久力の要となるヘモグロビンやミオグロビンが多く存在ます。
それれが赤みを帯びているため、速筋も赤く見え、そのために赤筋と呼ばれることもあります。
速筋を鍛えるメリット・デメリット
速筋を鍛えることで、見た目上の筋肉を大きくすることができます。
これは、短距離走の選手をみると一目瞭然だと思います。
他の部分と比べて、太ももの筋肉がものすごく発達しているのがわかりますね。筋肉の量が増えることは、すなわち消費カロリーを増やすことにも繋がりますので、痩せやすくなるというメリットもあります。
逆に、筋肉が大きなることはデメリットにも繋がります。「太く見えるのが嫌!」という方は、特に女性を中心に多いかと思います。そういった方にとっては、筋肉量が増える→理想のボディラインと離れる可能性があり、速筋を鍛えることがデメリット担ってしまうかもしれません。
遅筋を鍛えるメリット・デメリット
次に遅筋を鍛えるメリットです。遅筋を鍛えるメリットは、鍛えても大きくならないということです。
遅筋自体は、鍛えることで大きくはならず、その利用に際しての効率が変化します。具体的には、遅筋を鍛えることで、遅筋内の毛細血管が増えますので、それによって持久力が向上します。
そのため、見た目に影響を与えるような筋肥大は発生しないのです。これは、特に女性にとっては、大きなメリットかもしれません。
逆に遅筋を鍛える際のデメリットですが、これは実質的な筋肉量が増加しないことです。
たとえば、年齢を重ねるごとに筋肉量は減少していきますが、これで減少するのは主に速筋です。
遅筋と速筋を目的に合わして鍛え分けるといいですね。
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