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成人の約半数は下肢静脈瘤!?原因と対策について

こんにちは!
パーソナルジムTop Works-Body千葉柏店の北村麻里音です!
今回は女性に多い下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)についてお伝えしていきます。
 
女性は男性に比べて筋力が弱い人が多く、男性よりも下肢静脈瘤になるリスクが高いと言われています。
特に筋力が衰えてくる中高年の女性に多くなります。
また、身長が高い人や運動不足の人、肥満の人もなりやすいと言われています。
 
下肢静脈瘤ってどんな病気?

下肢静脈瘤とは、脚の血管が膨れてコブのようになる病気です。
軽い症状も含めると、成人の約半数に見られるほど身近な病気です。
命に関わる病気ではありませんが、
▶︎血管がボコボコと浮き出る
▶︎脚が重い
▶︎だるい
▶︎むくみ
などの症状が現れます。
進行すると血液の循環が悪くなることが原因で、皮膚が炎症し湿疹や色素沈着、脂肪皮膚硬化症などを起こすこともあります。
 
下肢静脈瘤が起こる原因は?

脚の血管には動脈と静脈があり、静脈のうちでも深いところにある「深部静脈」と、皮膚に近く浅いところにある「表在静脈」があります。
下肢静脈瘤は、表在静脈の弁が壊れることで起こる病気です。
 
静脈は、心臓から足先まで送られた血液を、重力に逆らって心臓まで戻す役割を果たしています。
そして逆流を防ぐため、静脈にはハの字型の弁がついています。
この弁が壊れてきちんと閉まらず、戻り切らない血液がたまることで、血管が膨れます。
汚れた血液が脚にたまるため、むくみやだるさなどの症状が起こります。
 
一度壊れた弁は、自然には治らないため、放置すれば下肢静脈瘤は進行して症状は徐々に悪くなります。
症状を悪化させる要因としては職業や生活習慣の影響が大きく、立ち仕事の人は下肢静脈瘤になりやすい傾向があります。
また、立ち仕事でなくても介護や看病で、急に症状が悪化する人もいます。
 
 
 〜 下肢静脈瘤のセルフチェック 〜

以下の項目であてはまると、下肢静脈瘤の可能性があります。
☑️両手の親指と人さし指でつくった輪っかに、ふくらはぎが入る
ぶよぶよ、ふにゃふにゃで柔らかい
ふくらはぎを指で押して離すと、指の痕が3秒以上もどらない
血管がぼこっと浮き出ているところがある
手のひらで触ると冷たく感じる
 
 
下肢静脈瘤は、日常生活の中で予防できることがあります。
▶︎適度な運動 軽いジョギングやウォーキング
▶︎筋トレ 特にふくらはぎの筋肉
▶︎マッサージで血流を良くする
 
足の血液は、ふくらはぎの筋肉ポンプによってスムーズに流れています。
そのため、運動によってふくらはぎの筋肉を動かすことは、下肢静脈瘤を防ぐために有効です♫
 
 
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